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「一人になりたい」時の心理は、感情のコントロールを失いがち

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「ひとりになりたい」という気持ちは、心理学では「親和回避欲求」と呼ばれます。

ストレスが原因の「親和回避欲求」の状態のときは、えてして感情のコントロールを失いがち
多くの場合は注意が必要です。

自分ではわかっていないことが多いので、

周りの人の協力を仰いだり、
自分で自分の機嫌をとるなどして

いつも以上に自分の行動や感情に注意しましょう。

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「一人になりたい」時の心理とは?どんなときになる?

心理学では、「一人になりたい」「みんなといたい」の心理を
次のように定義しているようです。

  • みんなといたい ⇒ 親和欲求
  • 一人になりたい ⇒ 親和回避欲求

そして、「一人になりたい」親和回避欲求が生じるのは、次のような時とされています。

  • 疲れているとき
  • 悩んでいるとき
  • 環境
  • 病気

このような状態が続いて感情のコントロールが効かなくなり、
心の余裕がなくなってくると

一人になりたい

と思うようになります

① 疲れているとき

人は疲れているとき、一人になりたいと思います。

  • 仕事で疲れている
  • 勉強をしてて、疲れてしまった
  • 悩み事の相談をされて、疲れてしまった

こんなときは、一人になって休みたいと思います。

② 悩んでいるとき

人は悩んでいるときも、一人になりたいと思います。
これは、

  • 自分の問題を早く解決したい、
  • どうしたらいいか、解決策を見つけたい
  • 他のことを気にする余裕はない

集中して考えたい、と思うときに一人になりたいと思います。

③ 環境

今いる環境が居心地が悪いため、その場から離れたいと思います。
もしくは人間関係に問題があり、そのグループから離れたい、という思いがあります。

  • 緊急でやらなければならないことがあるけれど、その場ではできない
  • 集中するために、別の場所に移動したい
  • 単に居心地が悪い
  • 苦手な人がその場にいるので、離れたい

これも、他のことに集中したい、という欲求です。

④ 病気

病気で体調が悪い時も、一人で静かにしていたいと思います。

これは

  • うつなどの心の病気
  • 神経症などの、神経疾患
  • 身体的に調子が悪い(熱があるなど)

など、いろいろな状況があります。

「一人になりたい」時は、自分の心理と態度に注意!

ストレスが原因の「一人になりたい」は、
基本的に、感情のコントロールができなくなってます。

次にようになりがちです。

  • 自己中心的
  • 自己評価が低下
  • バイアス思考で視野が狭くなる
  • 身体が弱ってくる

なので、いつも以上に注意が必要です。

① 自己中心的になりがち

次のような行動を取ってませんか?

  • 挨拶されてもかえさなかったり
  • 人のやることに不満を覚えたり
  • 余計なこと言ってしまったり
  • 攻撃的な態度に出てしまう

疲れてくると、イライラしますよね。
イライラしてると、つい周りへの気遣いが弱くなります。

自分が疲れていることを自覚して、いつも以上に注意しましょう。

② 自己評価が低下する

一人になりたいときは、

  • 失敗することが続いている
  • 何をやっても上手く行かない。

こんな状態が続き、落ち込んでいることが多いです。

しかも自分が落ち込んでいることに気がついてないことも多いです。
するとだんだん、次のように思いがちです。

  • 自分は何をやってもだめなんだ・・・
  • 何をやってもうまく行かない

でも実際は疲れて少し、パフォーマンスが落ちてるだけで、
他から見れば気にすることでもなかったりします。

休めるかどうかは状況次第ですが、

  • 休めるなら休む(できれば昼寝する)
  • 休めなくとも、すこし仕事スピードを落とす

などで頭の疲れを取り除く方がいいです。

③ バイアス思考で視野が狭くなる

疲れてくると、頭が働かなくなってきます。

すると自己中心的になったり、自己評価が低下してきて、

  • あの人は私ばかり避難する
  • 失敗したのは、あの人が余計なことをしたから
  • あの人と一緒だとうまく行かない

いつもなら考えないことを考えるようになってしまいます。

もしくは、ほぼ思考停止のまま、手だけを動かすようになっています。

そのままだと、不注意で怪我をしやすくなり、またパフォーマンスが下がってしまいます。

④ 身体が弱ってくる

精神と身体は繋がっています。

もし極度のストレス下に長い間いると、
頭だけでなく、身体の方も疲弊しています。

アドレナリンがでているので自分でも気がつきません。
でも実際は疲れているので、身体はあまり動きません。

怪我も多くなり、大事故になるケースもあります。
特に注意したほうがいいでしょう。

ストレスで「一人になりたい」ときは、いつも以上のコントロールを

ストレスで「一人になりたい」時は、余裕がないときが多いので、
周囲のことの気が回らない事が多いです。

いつも以上に自分の行動に注意し、事故がおこらないようにするのが、おすすめです。

「一人になりたい」と思うことは、誰でもあります。
それほど気にすることはないです。

仕事でミスをしてしまった。
何かしでかしてしまった。
頭がつかれた

次の記事で、ストレスについての解説と、効果的な対処方法について詳しく解説しています。

この記事がお役に立てたら幸いです。

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