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家族が邪魔だと思ったとき!一人になりたい人の取るべき行動とは

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「一人になりたい」という気持ちは、心理学では「親和回避欲求」と呼ばれています。

それは次の4つのうち、どれかのときになると言われています。

① 疲れているとき
② 悩んでいるとき
③ 環境
④ 病気

家族が原因の場合は、おもに「③環境」に当てはまるケースが多くなります。

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家族が邪魔だと思った時に、とりあえず一人になる方法

「とにかく息が詰まるので、ひとりになって落ち着きたい。」

という人は、次のことをやってみましょう。

家から出よう。外に行こう。

とにかくまず、外に出ましょう。
コンビニに行って、コーヒーでも買って、落ち着くとよいです。

もしお金に余裕があれば、半日ほど一人になって遠出するのがおすすめです。

外出先は、次の記事にリストしましたので参考にしてください。

数日ほど、家族から離れよう

外に出て落ち着いても、
やっぱり気持ちに整理がつかない場合があります。

そんなときは、
事情が許すのなら
家に帰らなくてすむ方法を考えましょう。

泊めてくれる知り合いがいれば、一晩泊めてもらいましょう。

ながくなりそうなら
ウィークリーマンションやホテルに宿泊するのがおすすめです。

落ち着いたら、解決に向かって行動しよう

落ち着いていたら
今の状況を改善する方法を考えましょう。

次の3点を考え、紙に書き出します。

  • 現状と原因はなにか?
  • そもそも解決する必要がある?
  • 家族との距離を調節すれば、なんとかなりそうか?

次の章では、原因を考えてみます。

考えよう!なぜ家族が邪魔?居心地が悪い原因は?

なぜ邪魔に思うのか、よく考えてみましょう。

次のことを
マインドマップやリストにして書き出します。

  • 邪魔に思ったときのエピソードはなにか?
  • そのとき、具体的になにが邪魔だとおもったのか?
  • それは本当に許せないことか?

これらを書き出していくことで、
頭の中でモヤモヤしていたものの輪郭が、
だんだんはっきりと分かるようになってきます。

ただ、生活リズムが合わないだけかも

もしかしたら、
ただ生活のリズムが合わず、
生活しづらいだけなのかもしれません。

もしそうなら、お互いに話し合いましょう。

少しずつ
リズムを合わせていけば、
自然と状況が変わるかもしれません。

夫婦の場合、
もともとお互いに他人だったのですから
生活スタイルが違っていて当然です。

お互いに歩み寄り、
言いたいことを話すようにすると、
自然とそのうち、
リズムが合ってきます。

ただ、気疲れをしているのかも

気を使う人ほど、遠慮しがちです。

また
相手が遠慮のない性格だと疲れてしまう人もいます。

  • 人の邪魔をしてはいけないとおもう
  • 用事をしていると、家族が邪魔をしてくる
  • 久しぶりに二人っきりになると、話すことがない

コロナで
旦那さんが家にいるようになった時期に、
こんな感じになってしまった家庭も多いです。

奥さんは気を使う人
旦那さんはあまり気を使わない人。

こういう家庭だと、
奥さんが気後れして疲れてしまいます。

次の記事では、旦那さんがテレワークで家にいるとき、奥さんはどうやって一人になるかについて、解説しています。

価値観や、ソリが合わないのかも

他人といっしょにいると、
価値観が合わず、言い合いになったり、会話しなくなることがあります。

最初は話があって楽しく生活できていた。

けれども、だんだん本心が見え隠れするようになり、
いまは話すのも嫌

親しい人と一緒でも、こうなってしまうこともあります。

たとえばそれが、

  • 成り行きで共同生活をすることになった友人ではない人だったり、
  • 結婚で同居することになった義両親だったり

こんな場合だと、余計にソリが合わない人が出てきます。

あなたにストレスが溜まっていたのかも

もしあなた自身にストレスが溜まっていたら。

たとえ相手が穏やかな人でも、
イライラして邪魔に思ってしまうかもしれません。

その場合は、
もちろんあなたに原因があるので、
比較的かんたんに解決することができます。

でも気がつくまでに時間がかかるかもしれません。

自分のことは誰でも、
よくわからないものだからです。

原因がわかったら距離を調節しよう!家族と過ごせるようになる方法

原因がわかったら、
相手とあなたの距離を調節してストレスをなくしましょう。

原因がわかれば、問題は解決できます。

それ、本当に解決する必要ある?

原因がわかったら、
すぐにそれを直して解決したくなるかもしれません。

ですが、

本当にそれ、解決する必要がありますか?

なにもする必要がないかもしれません。
ちょっと考えてみましょう。簡単に分かる方法があります。


先ほどあなたは「相手が邪魔に思ったエピソード」を書き出しました。

その項目ひとつひとつに

だから、どうなる?(so what?)

と、

「そのままだと極端な話、どうなってしまうだろうか」

を考えて書いていきます。

(例)

  • 弟が騒いで、勉強できない → 成績が落ちて大学受験に失敗する
  • テレワーク中の旦那がいろいろと家事に口出しする → ノイローゼになる
  • 義父がアポもなく突然やってくる → 休むことができずに体調を崩す

予想を具体的に書き出すことで、
そのことが発生したときの影響度がわかります。

もしかしたら、発生しても大したことがないかもしれません。

もし

「たいしたことにならなさそうだなぁ」

そう思ったら、わざわざ解決することはないのです。

もしかしたら、
パーソナルスペースを作るだけで済んでしまうかもしれません。

このように
結果を予想することをアセスメントと言います。

とても大事です。


でも、

もし逆にヤバそうなら、解決しましょう。

まず相手と話そう

家族が邪魔で一人になりたいのなら、
その相手と話し合いましょう。

じつは相手はなにも考えてなかった。

そういうこともよくあるので、話すだけで解決することも多いです。

あなたの相手は、話が通じそうですか?通じるなら、

自分が今、感じていること、
不快な気持ちでいること、

を伝え、止めてもらえるよう頼んでみます。

話すことが苦手な人は、あらかじめ「話すことリスト」を作ってから話しましょう。

近江商人の奥義【三方良し】

相手に不満を話すとき、
あなたの思いだけでなく、
次の3つの視点から話すようにしましょう。

  • あなたの視点
  • 相手の視点
  • 周りの人たちの視点

この

3人に有益となることを提案する

これが相手に納得してもらうコツです。(これを三方良しと言います)

(例)

  1. 自分は勉強する必要があるが、うるさいので集中できない(あなたの都合、思い
  2. 勉強しているときだけでいいから、静かにしてもらえないだろうか(相手が譲歩できること
  3. あまり騒ぐと、他の人も休めない(周りの人の目

相手が
「どこまで譲歩できるか」も考えておきます。

上の例では、「勉強中だけ」という条件がそれにあたります。

基本的に、
条件をつけても相手が納得しなければ、交渉決裂です。

こういった交渉テクニックについては、次の記事で詳しく解説しています。

ダメなら離れよう

交渉決裂なら、相手から離れて一人になれるようにしましょう。

①個室 or 個人スペースに避難する

すぐできることは、
パーソナルスペースを確保することです。

リビングに出る時間をずらし、
極力顔をあわさないようにしましょう。

パーソナルスペースについては、次の記事で詳しく解説しています。

②引っ越す(or 出て行ってもらう)

パーソナルスペースに避難しつつ、家を見つけて引っ越しましょう。

もしくは、相手に出ていってもらうのもありです。

③縁を切る

しつこい相手には、
別居後、連絡先を知らせないようにすると効果的です。

永久に縁を切る必要はありませんが、とりあえず連絡不可にするといいでしょう。

とにかく自分を守ろう

たとえ相手が家族でも、
ほかの人のために自分を犠牲にするのは避けましょう。

心身ともに疲弊して、取り返しのつかないことになるかもしれません。

とにかく、
自分のことを優先させましょう。

まとめ:家族とともに過ごす時間を調節しよう

家族が邪魔で一人になりたいのなら、その家族とコミュニケーションをとりましょう。
それだけで解決することも多いです。

またその相手との距離を工夫することで、家の中でもストレスを軽減し、一人になることができます。

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