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一人になりたいけど一人ぼっちは嫌だ。なら”薄い”人間関係をつくろう

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一人になりたいけれど一人ぼっちは嫌、孤独はいや。

ないものねだりな感じもしますが、
でもそれって普通です。

  • グループから仲間はずれにされてしまう
  • 誰も家にいない一人暮らしは寂しそう
  • 周りの友人は楽しそうに話してるのをみると、孤独を感じてしまう

これでは一人になりたいと思っても
無理だと思う人もいるかも知れません。ですが、ある心理学者は

友人の数と幸福感は関連がない」

と断言しています。

気が合わない人と無理につきあう必要はありません。
要はバランス。

コツを掴めば、
あなたにも出来るようになります。

この記事では、人との距離を調節しながら一人になる方法を紹介します。

コンテンツ

一人になっても、一人ぼっちにならない時間の使い方

一人でいても孤独を感じない
まず、そんな人の時間の使い方の全体像を見てましょう。

一人でいる人の時間の使い方

一人でいることが多くても孤独を感じない。

そんな人は、
大体次のような時間をバランスよく使っています。

  • ① 一人でいる時間:
     一人でいる時間はしっかり確保。一日に数時間とっている。
  • ② 少数の友人と過ごす時間:
     気の合う人とはよく話す。一緒に活動したりもする。 友人。仲間。パートナーなど。
  • ③ 多数の隣人と挨拶を交わす時間:
     薄い人間関係。たとえば、 少しだけクラスメイトと話す。ご近所さんと挨拶する。
  • ④ 助け合う時間:
     必要なときは、お互い助け合う。 隣人、友人、パートナー、家族など別け隔てなく。

完全に一人でいることは現実的にムリです。

ですから、
うまく時間を使っている人は
ベッタリと依存するのではなく、

薄い人間関係

を築いています。

一人でいたい、
でも一人ぼっちは嫌だ、

と言うのほとんどは
③ 薄い人間関係と、④ 助け合う時間が苦手なことが多いです。

幸福感と友人の数は関係ない

心理学者の内藤誼人さんは、
その著書『気にしない習慣 よけいな気疲れが消えていく61のヒント』(明日香出版社)の中で、こういっています。

人間関係は「うわべの付き合い」でも満足できる

つまり
ムリに親しい友人をつくる必要はなく、
出会った人とちょっとした会話をするだけでいい。

それくらいの努力で、幸福感を得られるものなのです。

  • 出会ったクラスメイトと少しだけ会話を楽しむ
  • スーパーでレジ係の人に質問するために話しかけたり
  • 公園で犬を散歩させている人に「可愛いですね~」と声をかける

いわゆる「薄い人間関係」は、
だんだん年齢を重ねれば、
自然と出来るようになります。

でも意識して練習していれば、
比較的早く出来るようになり、幸福度も上がります。

助けを求めることは恥ずかしくない

一人で頑張ることも大切ですが、

人にアドバイスを貰ったり、
助けてもらったり

他人に頼るほうが効率が上がるのはよくあることです。

何でも一人でやるのは限界があります。

必要なときは、
すなおに他の人に助けを求めることも大事です。
逆に助けを求められたら助けてあげることも大事です。

このとき、
自分が潰れてしまうほど

がんばって、
がんばって、

助けようとする人が多いです。

でもそんな必要はありません。

その人のためにもなりませんし、
出来る範囲で助けてあげましょう。

助けてもらうにも、説明スキルが必要

助けを求めたいとき、
話すスキルが必要になります。

今の状況を説明して、

なにに困っているのか、
どうしてもらうと助かるのか

などを、相手に説明しないといけません。

そのためには
日頃からノート書きなどして、
頭の中を書き出すことをするのがおすすめです。(詳しくは→ こちら


次の章からは、

一人になりたい人が、どうやて人間関係を築いて行けばいいのか、

解説していきます。

あいさつができれば、一人ぼっちにはならない

この章では、

具体的な薄い人間関係を築く方法について、

解説します。

一人になっても、
誰とでも会話ができれば孤独にはなりません。

「そんなこと、できるわけないでしょ・・・」

いえいえ、
これは性格や気質に関係ないスキルなので、誰でもできます。

  1. 同じ場所にいるなら、挨拶してみよう
  2. 礼儀正しさと清潔さとスマイルがあれば大丈夫
  3. 相手に話をさせるのが、雑談のコツ
  4. 普段からノートをつける習慣があると、雑談が弾みやすい

③は、ちょっと難しいかもしれません。

でも、他の3つはそれほど難しくはないですよね。

① 同じ場所にいるなら、挨拶してみよう

観光目的などで、一つの場所に集った者同士。

そのとき
目についたものについて、話を振る。

これだけで
(相手が話す気があれば)会話ができます。

  • 観光地で立ち止まっている人
  • パーティーで立ち止まっている人

こういった人に話しかけてみましょう。
話が盛り上がって、友人が増えるかもしれません。

② 礼儀正しさと清潔さとスマイルがあれば大丈夫

初対面の人やまだ親しくない人との会話には、
「礼儀」「清潔さ」「スマイル」で注意して話していきましょう。

礼儀正しく

初対面の人には挨拶から。
はじめから友達同士のような態度だと嫌われます

清潔さを保つ

清潔さを保つには、
服装や医者にお金を使いましょう。

たとえば口臭の原因は、歯だったり内蔵だったりします。

健康診断を受けたり、友人に自分が臭うかどうかを確認してみましょう。
臭うようなら医者でちゃんと治療するのが望ましいです。

ワキガがある人も、臭ったりします。

スマイル

不機嫌な顔をしてると話しづらいし、声もかけづらいです。

③ 相手に話をさせるのが、雑談のコツ

初対面な相手とは、
どういう話をしたらいいかわからないという人もいます。

ハフポスト日本語版の元編集長の竹下隆一郎氏は、
著書「内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術」の中で、

スモールトーク(雑談のことです)のコツは、
自分がうまくしゃべることではなく、上手に聞くことにある」とアドバイスされた

といっています。

とは言え、
どんな話題を振ってもいいわけではありません。

相手が好きそうな話題や
くいつきそうな話題を振って、相手に話をさせましょう。

相手の仕事、
すきな食べ物、
最近読んで面白かった本や映画など

などについて聞いてもいいです。

④ 普段からノートをつけると、雑談が弾みやすい

何を話したらいいかわからない、
言葉が出てこない

こういう人はたくさんいます。

話が続かないのは、

  • ネタ(話題)が貧弱、もしくはない
  • 話すスキルが貧弱

のどちらかです。

そういう人は、
毎日ノートになにか書く習慣をつけるのがおすすめです。

話のネタが蓄積されるという効果もありますが、
それよりも

自分の考えや感情を言葉にする力や説明力がつきます。

  • 毎日、その日にあったことを一行書く
  • 思ったことをリストで書いて、頭を整理する
  • これからやることを、リスト化して実行していく

以上のように、
目的は何でもいいのでどんどん書いていくようにしましょう。

パソコンや、スマホで書いても大丈夫です。

私の周りの話がうまい、説明がうまい人は、

普段から文章を書いていたり、
学生の頃にノートに文章を書いていたりしていた人が多いです。

それでも

どう始めたらいいかわからない

という人は、次の本を読んでみましょう。

頭を良くするノートの書き方が書かれています。

著:岡田斗司夫 FREEex
¥825 (2024/12/23 06:23時点 | Amazon調べ)

複数のコミュニティに参加すると、一人ぼっちにはならない

コミュニティとは、
学校、職場、サークルなど、
人が集まる場所を指します。

普通の人は
学校や会社などの、どれか一つのコミュニティに参加しているものです。

それにプラスして
もう一つ趣味のサークルや地域の集まりに参加しましょう。

学校や会社以外の趣味の集まりに参加する

参加しているグループやコミュニティが複数あると、
充実した毎日を送ることができ、
孤独感がなくなっていきます。

コミュニティに参加すると、友人や知り合いが増えるからです。

実際に参加してみて、もし

「自分には合わないな~」

と思ったら、やめればいいのです。

気軽に参加しましょう。

イベントや食事会には参加する

参加しているときは、
催し物やイベントには参加し、
「”薄い”人間関係」で交流を増やしましょう。

最初は薄くても、
話しているうちに楽しくなることもあります。

もしかすると親友ができるかもしれません。

あまり気負いせず、気軽に参加していきましょう。

終わりに:人との距離を調節すれば、一人でも孤独にはならない

いつも一人でいる人が、
どのように人間関係を作っているかを紹介しました。

ひとりでいることが多い人も、
「”薄い”人間関係の時間」だけでなく、
お互い気軽に助け合いながら色々な人と交流しています。

薄い人間関係のひととは薄く、
気が合う仲間とは濃く、
交流しています。

閉じこもることなく、
必要に応じて自然に人と関わっていくことがうまくいくコツです。

ぜひ試してみてください。


次の記事では、一人の時間を充実させるために役立つツールについて紹介していますので、
あわせて読んでみてください。

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