一人になりたくなったら、速攻でストレスを解消しよう
速攻で解消できる、ストレスの解消法を紹介します。
あなたがもし、なんとなく
「一人になりたい・・・」
と思っているなら、それはストレスが溜まっているのかもしれません。
この記事では、
- ストレスを受けているときの心理と身体への影響
- ストレスに対処対応するための基本知識
- ストレスを解消する具体的な方法
について解説しています。
ストレスが溜まっているかどうかは、自分では分かりづらい場合もあります。
試しにセルフチェックを受けてみてはどうでしょうか。
次は無料でストレス度をチェックできる、外部の医療サイトのページです。
ストレスで一人になりたいときの心理と身体への影響
ストレスを受けた状態が続くと、頭が回らなくなるほど疲れてしまうこともあります。
ストレスを受けると、身体の状態がどうなっていくのか、解説します。
ストレスの要因について
ストレスとは、外部から刺激を受けたときに身体が緊張した状態を指します。
その原因は大きく3つに分類されます。
- 物理的な要因:暑さや寒さ、騒音や混雑などによる
- 化学的な要因:公害物質、薬物、酸素欠乏・過剰、一酸化炭素などによる
- 心理的な要因:人間関係や仕事上の問題、家庭の問題などによる
①と②は、特殊な環境によるもので、通常は③の心理的な要因によるストレスがほとんどです。
ストレス下の心理状態と身体的影響
人間の身体は心理的ストレスを受けると、自律神経の一つ、交感神経が優位になります。
心理的なストレスを受ける
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情動を司る脳の大脳辺縁系に、不安や恐怖などの感情が生まれる
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その信号が視床下部(自律神経の中枢)に伝わる
▼
交感神経が活性化する
交感神経が活性化したままだと、常に興奮状態となります。
眠れない、落ち着かない、という状態が続きます。
普通なら寝る時間になると副交感神経のほうが優位になり、寝る準備ができる。
しかし、交感神経が活性化したままだと眠れなくなり、不眠の原因になります。
このように交感神経と副交感神経のコントロールがうまく行かなくなります。
よく言われる「交感神経と副交感神経のバランスが崩れている」とは、こう言う状態を指します。
身体の疲労でも同じようにストレスを感じる
身体の疲労もストレスになります。
たとえばマラソンをしたあとは頭が働かないことがあります。これはなぜでしょうか?
多くは脳疲労です。
自律神経に負担がかかっているのです。
激しい運動を続ける
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自律神経が活発化(心拍数の調整など)
▼
自律神経が疲弊していく
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アラームを発して運動をやめさせようとする。
▼
筋肉の疲労として感じられる。
こういうメカニズムがあるので、運動後の対処が必要になります。
もちろん本当の筋疲労もあります。短時間高負荷の筋トレで腕が上がらなくなるのは筋疲労です。
ただ身体の疲労は、そうは単純ではない、ということですね。
次からはストレスの対処法について、解説していきます。
ストレスで一人になりたいときの対処の大原則
ストレスに確実に対処するために、基本を知っておきましょう。
要は副交感神経を活性化して、交感神経とのバランスを回復させればいいのです。
そのためには次のことをすることが効果的であることがわかってます。
- 積極的に、日光に当たる
- 意識して、水分を十分に取る
- 適度な運動をして、規則正しい生活をする
日光に当たることは、かなり効果的
人間の体は日光を浴びると脳内でセロトニンが分泌されます。
ストレスを感じていると思ったら、積極的に外に行きましょう。
日光が少ないとセロトニンが不足すると気分が落ち込み、勘定の起伏が激しくなり怒りっぽくなります。
フィンランドやスウェーデンなどの北欧諸国では昔から「季節性うつ(SAD)」という現象があります。冬季になると鬱になる人が増えてしまうのです。(別名「冬季うつ病」)
実際に数ヶ月滞在した人に話を聞いたのですが、気分がだんだん落ち込んでくるそうです。
またこれは日照不足により、皮下で十分なビタミンDが作られなくなることも一因と考えられています。
これは、神経内科や心療内科でも同じようにアドバイスされます。
日光にあたるだけで気分が回復しますから、積極的に日光を浴びましょう。
外出する場合のおすすめの場所については、次の記事で紹介していますので、参考にしてください。
水分を取り自律神経を安定させる
水分不足になると、血流が悪くなるのは、想像できますよね。血液がドロドロになっていきます。
そのままでいると、血流を正常に戻すために交感神経が心臓の活動を活発化させます。
すると脈拍や心拍数が増えていきます。
そのままだと交感神経の興奮状態が続くため、自律神経が乱れた状態が続くことになります。
なので、水分は十分に取ったほうがいいと言われています。
適度な運動、食事、休憩など、規則正しい生活を心がける
ハードワークのときは、意識して通常以上の規則正しい健康的な生活を心がけると、ストレスに負けなくなっていきます。
運動は自律神経も鍛える
運動は筋肉を鍛えるだけでなく、自律神経も鍛えることができます。
運動の種類は筋トレでもジョギングでもテニスでも何でもいいです。
要は、
- 自律神経が活発化して、心拍数が上がるくらいの運動
- その後回復させるために休憩を取る
ことがポイントです。
余談ですが、このロジックから行くと、 ハードワークで自律神経に負荷をかけ、ちゃんと休んで回復させるようにしても、自律神経は鍛えられることになります。
ハードワーカーの中には、このようにして長時間働けるようになっている人もいそうです。
規則正しい生活は自律神経を回復させる
規則正しい生活をすることで、自律神経が本来持っている回復機能が十分に働くようになります。
(夜は副交感神経が優位になって体を休める、昼間は交感神経が優位になって活動的になれる)
休みもなく働いたり、勉強を続けていると、自律神経のバランスが崩れてきます。ストレスから解放されにくくなります。
一度体調がおかしくなると、なかなか回復しません。
疲れを感じてなくても、定期的に身体や頭を休ませるようにしましょう。
十分な栄養は、セロトニンを増やす
セロトニンを増やすために、バランスの良い食事も必要です。
ちゃんと三食取るようにしましょう。
ストレスで一人になりたいときの確実な解消法
ここからは、具体的なストレス解消法について、紹介していきます。
個人差があるので、いろいろ試して自分にあったストレス解消の方法を見つけてください。
- 外に出かけ、日光に当たる
- 身体を動かして、血行を良くする
- 瞑想をして、なにも考えない状態にする
- ヨガ、呼吸法をして、落ち着きを取り戻す
- ゆっくり入浴してリラックスする
- 睡眠は、アイマスクと耳栓をして、周りの騒音を遮断する
- 好きなことをする時間を作る
- お金を使う
- 好きなものを食べる
- 一人でホテルに泊まってみる
外に出かけ、日光に当たる
一日に一度は外に出て陽に当たるのは、上にも書いたように効果的です。
一日に必ず一回、外に出て日に当たりましょう。
身体を動かして、血行を良くする
仕事や勉強で、長時間机に同じ姿勢でいると、血行が悪くなってきます。
たまに肩を回したりするのもいいですが、
まとまった時間を取ってウォーキングやジョギングをして体をほぐし、血行をよくしましょう。
血行が良くなると、セロトニンが分泌されます。
ヨガ、ピラティス、ウェイトトレーニングが効果があります。
またゲーム性のスポーツ(野球やサッカーなど)も良い気分転換になります。
瞑想をして、なにも考えない状態にする
頭を休める方法を知っておくと重宝します。
昼寝も頭を休めるには手軽な方法でいいのですが、瞑想をすると「頭を働かせない」スキルが身につきます。
私のやり方を紹介します。
- 座って、目を閉じます。
- 雑念やアイデアが湧いたら「また後で」と思って、後で考えると自分に言い聞かせます。
すると雑念やアイデアが消えていきます。 - 消えなかったり、また湧いてきたら何度でも「後で」を繰り返します。
これは「ヴィパッサナー瞑想」というものです。
参考書籍を紹介しておきます。(アマゾンにジャンプします)
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
ヨガ、呼吸法をして、落ち着きを取り戻す
なかなか落ち着きを取り戻せないときがあります。
そんな時は、呼吸法をやります。
やり方はどんな方法でもいいですが、私はシステマという格闘技をしているので、その呼吸法をやってます。
- 吸う時は鼻から息を吸い、吐く時は口から息を吐きます
- 吸った息が身体の中(肺)に入って出ていくことを、感じるようにします。
- 腹式呼吸でも胸式呼吸でもどちらでも良く、好きなようにやります。
- 息の長さも、好きなようにします。長くしても短くしてもいいです。、
何度もやっているうちに、気分が落ち着いてきます。
ゆっくり入浴してリラックスする
ゆっくり湯船に浸かっていると、血行が良くなってリラックスできます。
自宅のお風呂も効果的ですが、気分転換も兼ねて、近場のスーパー銭湯や日帰り温泉に行くと、もっとストレスが解消されます。
楽天トラベルで、温泉の空き室を検索することができます。
睡眠は、アイマスクと耳栓をして、周りの騒音を遮断する
寝るときにアイマスクと耳栓をするとリラックスして寝ることができます。
100均でアイマスクと耳栓を買ってきて、試してみてください。
ただし、目覚ましも聞こえないので、次の日寝坊しても大丈夫な日にしてください。
好きなことをする時間を作る
没頭できる趣味があれば、時間を取って続けましょう。
良い気分転換にもなりますし、やりたいことができない事自体、ストレスの原因になります。
無理にでも時間を作ってやりましょう。
「趣味がない」という人は、この機会になにか、はじめてみてはいかがでしょうか?
お金を使う
お金を使うのも、お手軽なストレス発散方法です。意外と効果があります。
破産するほど使ってはいけませんが、必要なもの(例えば食材など)なら買うのもいいでしょう。
たとえば、うちは食費は私がお金を出しています。(奥さんは私のお金でショッピングします)
好きなものを食べる
好きなものを食べることも、手軽なストレス解消法です。
一人でホテルに泊まってみる
たまには駅前のホテルに泊まってみるのも、気分転換になります。
高級なとホテルでなくても、近場のビジネスホテルでもOKです。
泊まって、夜は近所のレストランや居酒屋やバー、
朝はホテルの朝食にすると、
これだけでも日常から離れられ、ストレス解消になります。
もちろん高級ホテルでディナーを取るのも、ストレス解消になります。
楽天トラベルで、近場のホテルを探してみましょう。
終わりに
ストレスを早く確実に解消する方法について、紹介しました。
ストレス解消法は、自分にあったものを複数持っているといいです。
状況に応じて解消法も変わってきますし、なにがいいかは人それぞれだからです。
ですが、
日光に当たることは、人間なら全員に効果があります。
これだけを欠かさないでやってるだけでも、だいぶ違います。
ぜひやってみてください。
この記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。